| Q.「風土木の家」ってどんな家?
「風」は環境を表し、「土」は土地の魂を表し、
「木」は自然素材を意味しています。
「自らの住む土地で産する材を使い、先人から伝えられた技法を生かし、
その風土と調和し、安全で心休まる住まいを造り、
そこに住む人々の生活文化を育んでいく…」
それこそが建築の原点であり 、目指す家づくりです。
先人の知恵を受け継ぎ、
さらに今の時代に求められる機能をそなえた家、
私たちはそれを「風土木の家(ふどきのいえ)」と呼んでいます。
滋賀県 淡海(おうみ)の地で、地元で産する木を使い、
地域に根ざした職人達が思いを込めて、
「誰もが手の届く、本物の家づくり」をします。
Q.どんな人たちが活動しているの?
滋賀県 湖東地域の「里のつくりべ」です。
「里のつくりべ」とは地域に根差した職人たちのこと。
林業家 製材業者 工務店 大工 設計者など約40人の仲間たちです。
集団の名前は、淡海 里の家(おうみ さとのいえ)事業協同組合と言います。
Q.どうしてそんなことを考えるの?
日本の伝統文化の代表ともいえる木造建築は、
戦後の近代化と高度経済成長の渦の中で大きく変化してきました。
建築材料は、自然の素材から工業生産による均質な材料に変わり、
木材は輸入材に変わりました。
伝統技術に支えられ 思いを込めて造る職人の技は、不必要なものとされ、
誰が造っても同じ物が出来る生産方式が求められてきました。
その結果、プレカット+金物に頼る接合構法が普及し、
寿命の短い家がどんどん建てられることになりました。
近くの山の木は使われなくなり、山は荒廃しています。
このままでは環境を保つ事が出来ません。
私たちは、この現状と行く末を憂い、
地域に根ざした職人集団として解決の糸口を探ってきました。
Q.近江商人(近江職人)の心意気?
私たちには山から里へ繋がるネットワークがあり、
伝統工法に学ぶねばり強さと職人の技を探求する心、
建て主と共にあろうとする誠実さ、そして
職人としての魂があります。
近江商人(近江職人)の心意気である「三方よし」。
私たちは「人(=住み手)に、地域に、環境に、三方よしの家づくり」
を合い言葉として、情熱と誇りをもって歩みたいと思います。
Q.「風土木の村」ができるの?
まだできていません。「風土木の村」は私たちの夢です。
風土の中に溶け込む住まい「風土木の家」が並ぶ町、
それが「風土木の村」。
「誰もが手の届く、本物の家づくり」を、
地域の素材や 地域の職人の技術を活かしたプロジェクト住宅として、
研究・提案していきます。
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